なんでそんなに無意味に複雑な思考回路🐥
元夫。シャンプーが大好き。もちろん髪の毛を洗うシャンプーのことだ。
元夫は毛髪が柔らかい性質で、彼の頭髪全体が健康なら、艶やかで滑らかで柔らかな頭髪が綺麗にややウェーブを持ちながらまとまっている。彼の若い頃は、サラサラの艶やかで豊かな髪の毛が彼の颯爽とした風采のアクセントイメージになっていた。
だが、2021年以来、彼の頭髪の前頭部は毛髪がまばらになり、いわゆる前頭部薄毛になってしまったのである。何が原因かは分からないが、おそらく体質の劣化と加齢によるものだろうと思われる。
そもそもシャンプーというものは、化学合成界面活性剤を多量に使用した”洗浄力の強すぎる”洗剤なのだ。
頭髪を健康に保つには、ある程度の皮脂が必要だ。皮脂を洗浄で取りすぎると、頭皮が乾燥したり荒れたり、また逆に皮膚の代謝により過剰に皮脂を分泌してしまったりして、結局は抜け毛の原因となってしまう。頭皮以外の皮膚でさえ、洗いすぎたり皮脂の潤いを奪いすぎたりすると醜く荒れて、酷い慢性の皮膚の乾燥病になってしまうのに、より敏感な頭皮なら何をかいわんやである。
私は幾度となく、元夫に対して”普通の固形石鹸を使って頭髪を洗ってみなさい。抜け毛が収まって頭髪が健康になるから。”と言ったのだが、元夫はなかなかシャンプーで頭髪を洗うことを止めない。元夫は、一旦、私のアドバイスを聞き入れて、固形石鹸を使って頭髪の抜け毛が収まり毛髪も太く健康に戻る。だが、何故かその後再び彼はシャンプーで頭髪を洗ってハゲる。そんな事を何回も何回も何回も繰り返し、それが何回だったか思い出せないくらいである。
元夫は多分、固形石鹸の事を毒洗剤だと誤解している。
彼は一応、他人のアドバイスを聞き入れて固形石鹸で頭髪を洗い、彼の頭髪はそれで回復してふさふさになる。だが、彼はシャンプーが大好きだから、回復したんならもうシャンプーで洗っても大丈夫だろうと考えて再びシャンプーで頭髪を洗う。すると彼の頭髪は薄くなりハゲる。そこで彼はこう考えたのだろう。
“固形石鹸で洗っていた時は、前洗っていたシャンプーの影響がまだ残っていたから、髪の毛が健全になったんだ。そして、固形石鹸を止めてシャンプーで洗ったらまたハゲたという事は、固形石鹸の毒成分が遅効性の毒みたいに頭髪に回ったからハゲたに違いない。やっぱり固形石鹸は毒だったんだ…。”
…凄い無知蒙昧🐣
元夫は、シャンプーが大好きなので、シャンプーを攻撃する奴が嫌いである。
元夫はシャンプーの正当性を証明する為に、自らを犠牲にしてシャンプーの洗浄力過剰という荒波に身を投げ出すチャレンジャーである。元夫はいつかシャンプーの黄金期を確立する為に日々、シャンプーを使い続ける。
単に彼はシャンプーの正当性を証明する事により、自分の考えと選択が正しいという事を他人に対して叩きつけたいだけのマウント好きな男…