🐥疲労骨折だったらヤバいから当分何もしないでいよう(何週間痛みが続くんだろう…🐤)
昔聞いた話。
例えばあなたが住んでいるアパートや小さなマンションなど、割と小さめな敷地に住人が2、3家庭居住している住宅地。そして住人はお互いにあまり面識が無い。そんな状態のあなたの近所。そこにある日、そのあなたの近所のアパートなどの敷地に中年の男性や年配の男性などが立っていた。彼は煙草を吸いながら、近くに居る人と立ち話をしている。そしてあなたが自宅へ入ろうとして彼らに近寄ると、その中年の男性(あるいは年配の男性)は急にあなたに声をかけて呼び止めた。
中年の男性:どうもこんにちわ。私、このアパートに住んでる者なんですが、今まであなたとは面識も無かったものですからすみません。どうか今後もよろしくお願いしますわ。
あなた:ああ、そうだったんですか。こちらこそ宜しくお願いします。
あなたは会話を切り上げて、自宅のアパートの部屋へ入っていった。あなたはその男性について、どこか妙な雰囲気を持つ男だと感じたが、それについて深くは考えなかった。
そして後日、あなたのアパートの部屋にその男性が訪ねてきて、あなたにこう言った。
中年の男性:ああどうもすみません。ちょっと急用があったもので、あなたに頼みたい事があるんです。ウチの鍵なんですが、私が出先から帰るまでこの鍵を預かってもらえませんか?
あなた:いえ、鍵なんて預かる訳にはいきませんよ。そんな貴重品、無くしたら大変ですから。
中年の男性:いや、あなたを近所の住民として信頼してるから、私の鍵をあなたに預かって欲しいんですわ。ちょっとでいいんです。ほんの3、4時間ぐらいで…
あなたはその男性の頼みを断ろうとして色々理屈を並べてみたが、その男性はしつこくあなたに食い下がり、そしてついに、その男性はあなたに鍵を無理矢理渡す事に成功したのである。
そしてその後日の事。
中年の男性:こんにちわ。どうも先日はお世話になりました。ところであなたは今日これから何処かへお出かけですか?見たところ、外出前の様子に見えますけど。
あなた:そうですけど。これから電車に乗って行って用事を済ませなければいけないんで。
中年の男性:そうですか!じゃあ、私があなたの鍵を預かってあげますよ。この間、私の鍵を預かってくれたので、そのお返しに…
あなた:いえいえ、とんでもない。そんな事をしていただく必要は無いですよ。自分の鍵は自分で管理できますので。
中年の男性:遠慮しなくていいですわ、そんなん。ちょっと私に鍵を預けておけば、鍵も無くなったりしないし安心ですし、何より私はあなたの近所の住民ですからね。大丈夫!
あなたは心底この男性の闇の深さに怯えつつ、なんとかこの男性の親切(違うと思うが)のごり押しを退けた。
そしてそのまた後日、アパートの外の近所を歩いていたら、あなたは近所に住む主婦達2人のこんな会話を漏れ聞いた。
近所の主婦2人:あ、あの人やね。噂を聞いたところによると、あの人近所付き合いを拒否してる性格の暗い人やねんて。話によると、近所のおっさんが鍵預かってやる言うても鍵渡さへんらしいわ。なんやえらく水臭い男やって。そんなん近所に鍵預けるぐらい誰でも気軽にやってるのになんであの人そんなに警戒心だけ強いんやろな。あの人もしかして後ろ暗い商売でも裏でやってるんと違うか。
ちなみに、あなたに挨拶してあなたから鍵を搾取しようとしていた中年の男性は、実はあなたの住むアパートの住民では無い確率の方が高いのである…
こんなおかしな話、誰もが不審に思うのが普通である。
あなたの鍵は例え近所の住民に対してでも決して預けてはいけない。あなたが”近所の人だから鍵ぐらい預けても大丈夫だろう”などと日和見的なバカみたいな考えを起こして、その”近所の人”に鍵を預けた途端にあなたのアパート内は密かに隠微に荒らされるのである。あなたが”近所の人”にアパートの鍵を預けた後、あなたのアパート内にはあちこちに盗聴器が仕掛けられ、あなたの持ち物の中の貴重品では無いにしろ大切にしていたお気に入りの衣類は偽物とすり替えられる。そしてあなたの所持していた電化製品はいつの間にか故障する(まだ買ってから3、4年ぐらいしか経っていないのに)。さらに、あなたが漬けておいた梅干しの大きな瓶の中からは梅酢が抜かれていて代わりに水道水が入っている。そしてあなたが大切に箪笥の奥にしまっておいた着ていない衣類が何点か紛失する。あなたの所持していた高額で売れそうな価値の高い古い書籍も紛失。しまいにはあなたのお気に入りの下着まで紛失…
他人に自宅の鍵を預けるという事は、ダイレクトにこういう結果を招くというのが通常の一般常識なのである…